UVプリント × レーザー刻印の組み合わせを活用することで、他にはない高付加価値の製品を作ることができます。
しかし、素材や機材の選定を間違えると、仕上がりが悪くなったり、加工が難しくなったりすることがあります。
本記事では、UVプリントとレーザー刻印に適した素材と、オススメの機材について詳しく解説します。
1. UVプリントとレーザー刻印に適した素材
UVプリントとレーザー刻印を組み合わせる場合、両方に対応できる素材を選ぶことが重要です。
ここでは、おすすめの素材と、それぞれの加工のポイントを紹介します。
素材 | UVプリント適性 | レーザー刻印適性 | 特徴と注意点 |
---|---|---|---|
アクリル | ◎ | ○(彫刻のみ) | 鮮やかなプリントが可能。レーザーで表面を削ってデザインを作れる |
木材 | ◎ | ◎ | ナチュラルな風合いが魅力。UVプリントの発色も良好 |
金属(アルミ・ステンレス) | △(下処理が必要) | ◎ | UVプリントには下処理(プライマー)が必要。レーザー刻印でコントラストが出やすい |
革(レザー) | ◎ | ◎ | レーザーでの焼き色を活かしたデザインが可能 |
ガラス | ○(半透明効果) | ◎ | クリアな仕上がりになる。レーザーでの刻印が映える |
プラスチック(ABSなど) | ○ | ○(変色の可能性あり) | UVプリントは可能だが、レーザー刻印の際に変色することがある |
紙・ボール紙 | ◎ | ○ | 軽量で加工しやすい。レーザーで焼き跡が出る場合がある |
2. 素材ごとの加工ポイント
(1) アクリル
✅ UVプリントのポイント
- 表面が滑らかなので、フルカラー印刷が鮮やかに発色する
- クリアアクリルなら裏面印刷(反転デザイン)をすると奥行きのある仕上がりに
✅ レーザー刻印のポイント
- レーザーでは主に彫刻加工(カットはできるが、刻印のコントラストは出にくい)
- UVプリント後にレーザー刻印すると、独特の立体感が出る
おすすめの活用例
🔹 オリジナルキーホルダー(フルカラープリント+名前刻印)
🔹 アクリルスタンド(背景プリント+レーザーで透過デザイン)
(2) 木材
✅ UVプリントのポイント
- 木目を活かしたデザインができる
- ニスやクリアコーティングをするとプリントがより鮮やかに
✅ レーザー刻印のポイント
- 焼き付けの風合いが出て、高級感のある仕上がりになる
- カットも可能なので、オリジナル形状のアイテムも作れる
おすすめの活用例
🔹 木製スマホスタンド(フルカラープリント+名入れ刻印)
🔹 木製ネームプレート(ロゴをプリント+名前を刻印)
(3) 金属(アルミ・ステンレス)
✅ UVプリントのポイント
- そのままだとインクの密着が悪いため、プライマー処理が必要
- 光沢感を活かしたデザインにすると高級感が増す
✅ レーザー刻印のポイント
- ステンレス・アルミはレーザー刻印がはっきり出る
- アルマイト加工されたアルミなら、鮮やかなコントラストが出る
おすすめの活用例
🔹 金属製名刺ケース(カラープリント+刻印の組み合わせ)
🔹 アルミ製プレート(QRコードプリント+シリアルナンバー刻印)
(4) 革(レザー)
✅ UVプリントのポイント
- ナチュラルレザーにフルカラープリントが可能
- エンボス効果を付けると、より質感が向上する
✅ レーザー刻印のポイント
- 焼き込みの強さで濃淡の調整が可能
- 本革と合皮で仕上がりが異なるため、テストが必要
おすすめの活用例
🔹 革製キーケース(カラー印刷+レーザーで名入れ)
🔹 オリジナル革タグ(デザインプリント+刻印)
3. おすすめの機材
(1) UVプリンター
🔹 Roland VersaUV LEFシリーズ(LEF-12i, LEF2-200 など)
👉 小型でオリジナルグッズ向け。高解像度プリントが可能
🔹 Mimaki UJFシリーズ(UJF-3042, UJF-6042 など)
👉 工業向けも対応可能。大型のアイテムにもプリントできる
🔹 Epson SureColor V7000
👉 低価格ながら高品質なUVプリントが可能
(2) レーザー刻印機
🔹 Trotec Speedyシリーズ(Speedy 100, Speedy 300 など)
👉 高精細な刻印が可能で、木材・アクリルにも強い
🔹 Glowforge Pro
👉 デスクトップ型で初心者でも扱いやすい
🔹 OMTech 50W CO2レーザー
👉 コスパが良く、小型ビジネスに最適
🔹 Fiber Laser Marking Machine(20W/30W)
👉 金属へのマーキングならファイバーレーザーが最適
4. まとめ
UVプリントとレーザー刻印を組み合わせるには、素材の特性と機材の選定が重要です。
✅ 素材選びのポイント
- 木材・革・アクリルは、どちらの加工にも適している
- 金属はUVプリント時に下処理が必要
- ガラスはプリントと刻印の組み合わせで高級感が出る
✅ 機材選びのポイント
- UVプリンターはRoland・Mimaki・Epsonが定番
- レーザー刻印機はTrotec・Glowforge・OMTechなどが人気
- 金属刻印はファイバーレーザーが適している
「UVプリント × レーザー刻印」の活用で、他社にはないオリジナルグッズやノベルティを作り、ビジネスの差別化を図りましょう!
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